今日は、首のこり のことを聞かれたので、ちょっとまじめに語ってみます。

首のこり の原因としては、主に血液循環の悪化が多いのですが、具体的に、どのようなことが血液循環の悪化に繋がっているのでしょうか?
① 首の筋肉疲労
首から肩にかけては多くの筋肉があり、それらの筋肉が「3~5kg」といわれている頭の重さを支えたり、腕を動かすために働いていますので、首から肩にかけての筋肉はとても疲労が溜まりやすい場所です。
さらに日本人は欧米人に比べて体が小さいので、身体に対する頭の比重が大きく、首周辺の筋肉にかかる担が大きくなっているのです。
② 首周辺の「骨・関節」の異常
「骨(鎖骨、肩甲骨)・関節」の異常が原因で、首こりに繋がっている場合も多々あります。
③ 内臓の異常・病気
「腎臓・腸・肝臓・胃」などの内臓の異常、病気(心筋梗塞・狭心症・糖尿病・高血圧)が原因で首こりに繋がっていることもあります。
④ 長時間、同じ姿勢での作業
最近はパソコンが普及し、仕事などでパソコンの作業を長時間行っている方も多いと思います。
しかしパソコンなどのデスクワークで長時間同じ姿勢で作業したり、無理な姿勢を長時間していると、筋肉の伸縮が行われないので血液の循環が悪化し、筋肉への酸素不足となり、首こり、肩凝りへ繋がってしまうのです。
⑤ 眼精疲労
現代人は、「パソコン・ゲーム・携帯電話」など、眼が疲れる生活を送ることが多く、眼に疲労が溜まると血液の循環が悪くなり、首こり、肩こりの症状に繋がってしまいやすくなります。
眼鏡、コンタクトレンズが合っていない場合も眼が疲れやすくなりますので、定期的に視力検査などを行い、自分の視力に適したメガネ、コンタクトレンズを使用することも大切になります。
もちろん、「パソコン・ゲーム・デスクワーク」などで眼を酷使した場合は、定期的に遠くを見たり、眼を動かしたり、温かいタオル、温湿布などで眼の疲れを取ってあげることが大切になります。
⑥ ストレス(精神的緊張)
肩こり、首凝りに限らず、さまざまな病気の原因となっている「ストレス」。
ストレス、不安、緊張が続くと、交感神経が優位になり、血液の循環が悪くなり、筋肉に酸素が行き届かなくなり、ますので乳酸などの老廃物を排泄できなくなり、筋肉が硬直し、首コリ、肩こりの症状として出てくるのです。
ストレスを感じていない人は今の日本にはいないと思いますし、ストレスを溜めない生活を送るのも難しいのが現実ですので、自分なりのストレス発散法を見つけ、ストレスと上手に付き合っていくことが大切になりますね。
⑦ 筋力不足(運動不足)
男性に比べ女性に肩こり、首こりの悩みを抱えている人が多いのは、女性が男性に比べて筋力が弱いことが原因だと考えられています。
特に肩、背中の筋力が弱いと、日々の生活の中で首、肩にかけての筋肉に負担がかかりやすくなり、疲労が溜まり、首凝り、肩コリに繋がってしまうのです。
現代人は運動不足になりがちですが、腕立て伏せなど自宅で簡単にできる運動、筋力アップをするように心がければ、首こり、肩こりも軽減していくと思いますよ。
⑧ 運動疲労
腕、肘、肩などを酷使していると、筋肉に乳酸などの疲労物質が溜まりやすくなったり、筋肉が損傷したりして、首こり、肩こりに繋がってしまうことがあります。
⑨ 老化
人間は年齢を重ねると、筋力の低下、骨の歪み、関節の異常などが起こりますので、老化が首こり、肩こりの原因となってしまうこともありますが、老化は避けては通れない現象ですので、上手く付き合っていくことが大切となります。
⑩ 生活習慣
現代人は、睡眠不足(ストレス)、寝る前の暴飲暴食(内臓に負担)、長時間のパソコン、テレビゲーム(長時間の同じ姿勢)など、生活習慣が乱れている方が非常に多く、このような生活を続けると、血液循環の悪化、筋肉の酸素不足を招いてしまい、首こり、肩コリに繋がってしまいます。
生活習慣の乱れは、首こり、肩凝りだけでなく、さまざまな病気、症状の引き金になってしまいますので、現代人にとっては難しいかもしれませんが、日頃から規則正しい生活を心がけましょう!
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